「来年、るみ子から花もらいたい」=母の日に拉致被害者宅を訪問−鹿児島(時事通信)

 鹿児島市に本部事務局がある「拉致被害者を支援する会」(花牟礼薫・会長)は「母の日」の9日、拉致被害者の市川修一さん=失跡当時(23)=と増元るみ子さん=失跡当時(24)=の母親宅などを訪れた。増元るみ子さんの母信子さん(82)は、「生きていると信じている。来年こそは、るみ子から花をもらいたい」と希望を言葉にした。
 姶良市西姶良の増元さん宅には、るみ子さんが通っていた鹿児島市立清水中学の同級生メイソン始子さん(56)らが訪問。信子さんの最近の様子を姉のフミ子さん(60)は「昨年の戸籍回復以降、前向きになった。いつでも迎える用意が整っていることが、母の支えになっているのでは」と語り、涙を浮かべた。
 市川修一さんと中学・高校が同級の花牟礼会長と、兄健一さん(65)らは、母トミさん(2008年11月死去)の眠る鹿屋市輝北町の墓地を訪れ、桃色のカーネーションを手向けた墓前で手を合わせた。
 健一さんは「母が旅立ってしまった。何とかおやじには会わせてやりたいと思っているが、なかなか(拉致問題が)進まない」と歯がゆさをにじませた。トミさんに話が及ぶと、「母は花が好きだったので、カーネーションを見て喜んでいるのでは」と声を詰まらせた。 

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