【風】「輝ける人生」価値観さまざま(産経新聞)

 女性の「自立」を訴える勝間和代氏は、著書「結局、女はキレイが勝ち。」(マガジンハウス)の中で「女性が幸せになる秘訣(ひけつ)は専業主婦にならないこと」と訴える。想定外の離婚や死別を考えれば、自立できるだけの「経済力は必要」というわけだ。

 だが、当然ながら、生き方は人それぞれで異なる。勝間氏の主張に共感を得る人も少なくないだろうが、「輝ける人生」の価値観はさまざまだ。

 3人の娘を育て、昨年孫を授かったという神戸市の女性(50)は、専業主婦業には《向き不向きがある》と感じているという。《「〇〇ちゃんのおばちゃん」と呼ばれたり、社会とのつながりの少なさが苦痛になる人もいれば、家族の世話でこの上ない幸せを感じる人もいるのでは》と問いかける。

 女性は社会人2年目で結婚退職し、以来専業主婦を続けてきた。《私は器用ではないので、働いて子育て、家事をこなすことを目指さず、家で子供の側にいられることを主人に感謝して暮らすことを選びました》とうち明ける。

 《働いて、いつもきれいで自由な友人をうらやましく思うことも多々ありました》。けれど、女性のメールからは、自分なりの道を生きてきたことに対する充実感が見て取れる。

 この女性のような幸せを求めてか、最近若い女性の専業主婦願望が高まっているという。しかし、不況のもとで、家計を支えるために求職する女性も一方で増えている。厚生労働省の統計によると、平成21年の完全失業者数は、前年比で1・25倍(27万人増)の133万人に達した。

 主婦業にやりがいを感じる人がいれば、失意した人もいる。堺市の専業主婦の女性(39)は、ローンを組んで、私立大の看護学科に通い始めた。

 4歳になる娘の育児に夫の協力が得られず、《とてつもなく孤独で困難な作業だった》というこの女性は、《資格取得の野望には、離婚の希望も…》と明かし、自問するようにつづっている。

 《結婚と出産、仕事も手に入れ、自立もできたら、私はすべてを手にしたことになるのだろうか?》(奈)

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道路建設に財源、にじむ選挙対策=高速無料化の道筋見えず(時事通信)

 高速道路の上限料金制度案がまとまった。長距離ドライバーには歓迎されそうだが、普通車で上限(2000円)に達するのは利用距離が約70キロ以上の場合。国土交通省は上限制度のメリットについて「利用者の分かりやすさ」などを挙げるが、一般利用者が多い近距離は「休日上限1000円」割引などの廃止で通常料金が適用されるため、実質値上げとなる。
 上限制度は、民主党の小沢一郎幹事長が昨年12月に政府に統一料金制度の導入を求めたのを発端に国交省などが検討を開始。割引廃止で浮いた財源は道路建設に回すことになり、民主党幹部は「財源の総枠は変えずに、(高速道路の)使い勝手が良くなり、必要な新しい道路整備もできる」と強調する。
 ただ、夏の参院選対策として急ごしらえでまとめた印象は否めない。同省幹部は「小沢さんが言って、あまり議論せずに決めちゃった」と話す。
 一方で、民主党が昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた高速道路無料化に向けた道筋はより見えにくくなった。前原誠司国交相は今回の上限制度や一部区間無料化の社会実験などを通じて慎重に進める考えを示しているが、実現には新たな財源が必要で、党内から見直しを求める声が出てくる可能性もある。 

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<命名訴訟>「玻南」不受理は適法 最高裁、両親の抗告棄却(毎日新聞)

 人名漢字にない「玻(は)」の字を使ったことを理由に、名古屋市が次女の出生届を受理しなかったことを不服として両親が申し立てていた家事審判で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は7日付で、不受理を適法とした名古屋高裁決定を支持し、両親の抗告を棄却した。母の矢藤清恵さん(39)=名古屋市東区=は「玻の字が人名にふさわしいという私たちの主張を検討したと思えない。とても残念」と話している。

 矢藤さんと夫仁さん(41)は、08年11月に生まれた次女に「玻南(はな)」と命名。しかし「玻」の字が戸籍法施行規則の定める人名漢字にないことから東区役所は出生届を不受理とした。矢藤さんは名古屋家裁に不受理処分の不服申し立てをしたが却下。同高裁も抗告を却下したため09年11月、最高裁に許可抗告していた。矢藤さん夫妻は、9日にも改めて「はな」の名前で出生届を区役所に提出する予定。日常生活では玻南を使用するという。【山田一晶】

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トキ 襲撃事故で検証委発足 「天敵対策甘すぎ」初会合で(毎日新聞)

 新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで特別天然記念物のトキがテンに襲われ9羽が死んだ事故を受け、環境省は5日、動物や建築学などの専門家でつくる検証委員会(委員長・斉木悦男弁護士)を発足させた。同市で初会合があり、委員からは「天敵対策が甘すぎる」などの厳しい意見が出た。今月27日までに会合を3回開き、事故原因の究明と改善策をまとめる。今秋予定される3回目の放鳥は、検証結果を踏まえて判断するという。

 事故は3月9日夜から10日朝にかけて発生。同センター野生復帰ステーションの順化ケージ内で、3次放鳥に向けて訓練中のトキ11羽がテンに襲われ、うち9羽が死んだ。

 同省の調査で、08年1月には順化ケージ内にイタチが、09年2月には繁殖ケージにテンが侵入していたことが判明。関係者間で情報が十分に共有されていなかった。また、順化ケージの金網の網目が、設計寸法(天井部4センチ四方、側面部2.5センチ四方)より大きい個所が265カ所も見つかるなど、構造上の問題点も浮上している。

 この日の会合では、同省や新潟県の担当者から、07年に順化ケージが完成した際、テンなど小動物の侵入が可能かどうかを検証する動物の専門家の立ち会いがなかったことなどが報告された。委員からは、今後の対策として「すき間をふさぎ、その後も定期的に検査すべきだ」「モニターを通してではなく、目視でトキの様子を確認できるようにしてはどうか」などの意見が出た。【畠山哲郎】

 【ことば】順化ケージ

 野生復帰に向けて、放鳥される人工飼育のトキに、自然界に近い環境で飛翔(ひしょう)や餌の取り方、天敵からの退避などの訓練を行う施設。07年3月に佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション内に完成。鉄骨と金網を組み合わせた巨大な「鳥小屋」で、高さ最大15メートル、広さ約4000平方メートル(縦約80メートル、横約50メートル)。中には棚田や池、木などが配置されている。放鳥前の数カ月間をここで過ごす。これまでに延べ46羽が過ごし、うち28羽が放鳥された。

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子ども手当法 成立 6月から支給(毎日新聞)

 中学生以下の子どもに1人当たり、月1万3000円を支給する子ども手当法が26日午前、参院本会議で民主、社民、国民新の与党3党と公明、共産両党などの賛成多数で可決、成立した。子ども手当は民主党が昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた目玉政策で、6月から支給が始まる。ただ、11年度以降に満額の2万6000円に引き上げるための財源への不安や、支給対象に対する異論もあり、政府は4月以降、制度の枠組みを練り直す方針だ。

 手当は年4回支給され、6月は4、5月の2カ月分(2万6000円)、10月と11年2月は前月までの4カ月分(5万2000円)、11年6月に2、3月の2カ月分(2万6000円)が支給される。所得制限はない。

 法律は10年度限り。政府は来年の通常国会に11年度以降を対象とした法案を提出する。しかし、11年度に必要な5兆円程度の財源にはメドが立っていない。また、国籍に関係なく親が国内に居住していることが支給要件に含まれるため、海外赴任中の日本人が受給できない一方、在日外国人は子どもを母国に残していても支給されるなどちぐはぐな点もあり、政府は要件の見直しを余儀なくされている。【鈴木直】

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